近鉄特急「ひのとりプレミアム車両」乗車記 〜移動時間をくつろぎの時間へ〜

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近鉄特急の「ひのとり」、モダン的フォルムと深い艶感のあるメタリックレッドの車体がめっちゃカッコイイですよね。

今回、三重県に住む弟に会う為、大阪難波から津まで近鉄特急「ひのとり」のプレミアム車両に初めて乗車できたのでレビューします。

近鉄特急ひのとりとは

移動時間を、くつろぎの時間へ

「くつろぎのアップグレード」をコンセプトとした、これまでにない移動空間を持つ特急です。 

引用元:ひのとり公式

運行区間

運行区間は大阪難波と近鉄名古屋を結ぶ区間です。

津は必ず停車しますが、大和八木、白子、近鉄四日市、桑名は一部の列車のみ停車とのこと。

路線図

料金表

2022年9月時点の運賃表です。見方は以下になります。

上段( )内 :おとな普通運賃

中段     :特急料金

下段     :「ひのとり」特別車両料金

こどもの運賃・料金はおとなの半額です。(端数は10円単位に切り上げます。)

プレミアム車両料金表
レギュラー車両料金表

車両構成

車両はプレミアム車両とレギュラー車両の2種。プレミアムは先頭と最後尾の2両、レギュラーが中間部分になります。

車両構成
  • 座席数
  • プレミアム 21席
  • レギュラー 52席

プレミアム座席は1:2構成、レギュラー座席は2:2構成です。

この日は土曜日午後の乗車でしたがプレミアム車両は満席。満席とはいえ、1車両で定員21名なのと座席間隔が130cmと広めにとられている為、密な感じはしません。

プレミアム座席の仕様

プレミアム座席の仕様・特長

•  座席は本革を使用

•  電動リクライニング

•  伸縮式レッグレスト

•  シートヒーター機能

本革の柔らかくヌメッした質感で上質、高級感があります。

リクライニングは電動式ですがフルフラットにはなりません。フルフラットを期待した人、残念ながら貴方は飛行機乗りすぎかも。(笑)

サービス・設備

Free Wi-Fi/雑誌・書籍読み放題サービス

WiFiはメールアドレスを登録して利用可。ビューン雑誌見放題も利用できます。

ロッカー

大型荷物を収納できます。(無料)

ロッカー

自動販売機

挽きたてコーヒーやスナック、ひのとりグッズを販売しています。

自販機

新幹線グリーン車とひのとりプレミアムの比較

大阪、名古屋間をひのとりを使う場合と新幹線を使う場合で所要時間と料金を比較してみた。

比較対象を新幹線のグリーン車としたのは寛ぎ感がひのとりのそれと近いから。

ひのとりプレミアム新幹線グリーン
区間大阪難波〜近鉄名古屋新大阪〜名古屋
所要時間125分49分
料金5,240円
乗車券2,410円+2,830円
(特急料金1,930円+ひのとりプレミアム料金)
11,350円
(EX予約の場合)
乗車券3,410円+グリーン特急料金7,940円

考察

所要時間は新幹線の方が76分早く、料金はひのとりの方が6,110円安いという結果になりました。

早く目的地に着きたい時は新幹線一択になりますが、時間的余裕がある時にはひのとりの方が経済的メリットがある点、プレミアム車両の座席の質感、寛ぎ度の観点で優位性があると思います。

最後に

大阪と名古屋を結ぶ近鉄特急ひのとりに初めて乗車。外観は惚れ惚れするほどカッコいいですし、プレミアム車両の快適性は素晴らしいです。

通常特急と比較して数百円程度の料金差ならそれに見合うだけの価値があるのではないでしょうか。

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