フィンランドの首都、ヘルシンキ郊外にある「ヒルトン・ヘルシンキ・カラスタヤトロッパ」を紹介します。
ヘルシンキにはヒルトンが3箇所あり、空港の「ヒルトン・ヘルシンキ・エアポート」、ヘルシンキ中央駅からトラムで一駅の街中心部にある「ヒルトン・ヘルシンキ・シュトラン」、そしてバルト海の内海(ラージャラフティ湾)沿いに建つ郊外の「ヒルトン・ヘルシンキ・カラスタヤトロッパ」です。





カラスタヤトロッパ近くにはフィンランド現代建築の巨匠アルヴァ・アアルト邸もあり閑静な住宅地に囲まれています。
しかも海と森で北欧の自然を感じる環境です。
スマホのCMフィンランド編でサウナ後に海に入るシーンがありますが、それが可能なホテルなのです。
また郊外とはいえAゾーンのトラムでのアクセスも可能、我が家は往復BOLT利用でヘルシンキ中央駅周辺から片道わずか2,000円前後で来られました。(クレカレート170円時)
ヘルシンキの鉄道はABCの3種類のゾーンに分かれており、都度利用から乗り放題まで様々種類があります。
ヴァンター空港が含まれるのはCゾーン、街中心部でマリメッコやアラビアなどに行くだけならばAゾーンになります。カラスタヤトロッパはその最小エリアのAゾーンでアクセスできる距離になりトラム終点から坂道で150mほどです。
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予約はヒルトンポイントを利用
予約はヒルトン40,000ポイント(土曜日泊)を利用しました。
閑散期は週末も料金は変わりませんが、繁忙期は週末の料金は跳ね上がるもののポイント泊のポイント数は平日と週末で変化しないのでポイントがあれば使うべきです。
平日ならば一室20,000円前後の泊まりやすいホテルです。
残念なのはダイヤモンド会員の特典は少なくラウンジもありません。
朝食ブッフェはゴールド会員以上は無料です。
会員特典でミニボトルのワインとチョコレートなどチェックイン時にいただきましたが、現在はレストランでワンドリンクプレゼントに変わっているそうです。
そんな感じで物質的には上がりませんが、ポイントでボトム予約なのに
シーサイドウィングの最上階へルームアップグレードがあったのはとても嬉しかったです!

シーサイドウィング客室西向きの大きな窓からは、サンセットと内海や対岸の森が楽しめ、
本当にムーミンやリトルミイがちょこっと顔を見せてくれそうな景色で、まさにこれがフィンランドで見たかった景色なんだなぁと感慨に浸れます。
家でもムーミンのタオルやマットを数枚所有、キャラ好きには見えないタイプですが実は隠れファン、別に隠れる必要ないんだけどw



客室(デラックス・シービュー)紹介
カラスタヤトロッパは、ロータリーを挟んで2棟あり、真冬に移動できるようトンネルで繋がっています。
今回アサインされたのは海辺の眺望が良いシーサイドウィングの最上階です。

このウィングの4階(ロータリーから入ったフロア)にはテラス席が人気のメインダイニングがあり、その真上に位置する客室でした。
なのでテラス席からと同じ眺望が部屋から楽しめます。ただし、窓が工具がないと開かない造り、テラスもないので風は感じられません。強制換気はあるもののクーラーもないので、ヘルシンキとはいえ暑い日は大変かと思います。
奥の本館はテラスと掃き出し窓がありますが、東向きは森ビュー、西向きはシーサイドウィング建物などが視界に入り乍らのオーシャンビューです。
では部屋の写真をご覧ください。



眺望が楽しめるように外向きに椅子二脚有り。
家具やカーペットは古めですが、床や家具の質感は高いです。

タイル張り入口のスペースは広く、荷物台やクローゼットがあり、横に水回りへの入口あり。


冷蔵庫のドリンクは有料。
外にあるペットボトル・ミネラルウォーター2本(ガス入りと無し1本ずつ)はヒルトン会員は無料、
非会員は1本6ユーロのトラップウォーター。

ティーバッグとインスタントコーヒー

室内側クローゼットには、アイロン、セーフティボックス、バスローブなど。




シャワールームあり、大きめのバスタブあり、シャンプーなどはヒルトン共通のもの。アメニティはシャワーキャップのみ。
客室眺望



SUPのレンタルが有るので遊んでいる様子が見えました。

白夜のサンセット、7月末夜9時半ごろの様子。
最後に
全体的に古いホテルなので好みがわかれると思いますが、新しいホテル好きな大陸の旅行者を見なくゲストはフレンドリーな白い人達が多く、ひと組だけ日本人を見かけたくらいなので穏やかな滞在ができると思います。
ここに宿泊してフィンランドがより好きになりました。
次に作ります宿泊記②では美味しい朝食ブッフェやディナー、周辺の様子を紹介します。
以上、ラズベリーでした。