シンガポール航空のフライト実績をアラスカ航空「Mileage Plan」に積算する手順とマイル活用方法を考える

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先日のバリ島旅行でシンガポール航空(以下SQ)有償フライトを利用しました。皆さんならどのエアラインに積算されますでしょうか?

一般的にはSQもしくはANAなんでしょうけど、それぞれマイルの有効期限もあって悩ましいところですよね。

考えられる選択肢としては以下の3つです。

  • 搭乗したエアライン(SQ)
  • スターアライアンス加盟のエアライン(ANA、UA等)
  • 提携パートナー

自分が選択したのは三つ目の提携パートナーで、具体的にはアラスカ航空(以下AS)に積算しました。

ASはSQの提携パートナーで、ASのマイレージプログラム「Mileage Plan」に積算することができます。

ただし、ASへの積算はオンライン未対応で、オフラインで申請する必要があります。その辺りの具体的な申請方法を説明し、最終的な出口としてASマイルをどのように活用していくかを解説します。

SQフライトでマイルを積算できる航空会社

SQはスターアライアンスに加盟していますので、まずは、スターアライアンスから見ていきましょう。

スターアライアンス(26社)

スターアライアンスに加盟しているエアラインは26社(下記)あります。この中のエアラインでしたら、マイルの加算もオンラインで登録できますし、出国時にチェックインカウンターで登録をお願いすることもできます。同じアライアンスということでスムーズに対応いただけると思います。

スターアライアンス加盟一覧はこちら

提携パートナー(7社)

提携パートナーは7社あります。なぜかマレーシア航空とビスタラのロゴがやたら主張しておりますね。

余談ですが、元々マレーシア航空はシンガポール航空と一体で運営されてましたが、シンガポールがマレーシアから独立したことを契機にマレーシア航空とシンガポール航空は分離・独立した背景があるので兄弟みたいなものです。

また、ビスタラはインドの航空会社ですが、シンガポール航空の資本が入っています。

そして、自分が選択したのがアラスカ航空(AS)です。ASはワンワールドに加盟しておりますが、SQとの提携は続いています。

アラスカ航空「Mileage Plan」にマイル積算した理由

自分が考える、どのエアラインに積算すべきかを判断するポイントは以下の3点です。

  • マイル積算率と獲得マイル
  • マイル有効期限の有無
  • 特典航空券を発券する際の燃油・サーチャージの有無

そこで、今回のSQ有償フライトをベースに、比較的日本人に馴染みのある3社(SQ、ANA、UA)にASを加えた4社で比較検討してみます。

まず、SQ有償フライトの詳細から。

SQ有償フライトの詳細

SQ有償フライトの詳細
旅程大阪 = シンガポール = デンパサール 往復の4レグ
基本マイル8,150マイル
キャビンクラス(予約クラス)ビジネスクラス(D)
航空券費用164,320円(諸税含む/燃油サーチャージ不要)
SQは定期的にセールをやっており良いタイミングで購入できました。

マイル積算率と獲得マイル

続いて、SQ、ANA、UA、ASの積算率と獲得できるマイル数を以下に記載します。

SQの獲得マイル数は購入後のeチケットに記載されたマイル数です。積算率125%でビジネスクラスとしては一般的な水準です。便宜上、ANAはSQと積算率が同じであるため同一マイルとしました。

UAは積算率100%で他の3社に見劣ります。

ASは積算率200%と強烈。獲得マイル数でSQ/ANAの1.6倍、UAの2倍となりAS圧勝です。

SQANAUAAS
基本マイル8,150マイル8,150マイル8,150マイル8,196マイル
積算率125%125%100%200%
獲得マイル10,218マイル10,218マイル8,150マイル16,392マイル

実際にASアカウントに積算されたマイル数がこちら。

基本マイルと同数のボーナスマイルが効いています!

マイル有効期限の有無

続いて、マイルの有効期限の有無です。

SQおよびANAは3年(36ヶ月)の期限有り。当然のことながら、有期より無期限の方が使い勝手が良く、期限を意識する必要がないのは大きなメリットです。

ちなみにANAマイルですが、コロナ禍の特別措置で長らくマイル有効期限の延伸措置が取られていましたが、いよいよ2024年3月末を以て延伸措置は終了する予定です。

個人的には結構なANAマイルを保有しており、その扱いをどうすべきか判断する時期に迫ってきています。このテーマに関しては、別の記事でお伝えしようと思います。

SQANAUAAS
マイル有効期限36ヶ月後
(3年後)の月末

36ヶ月後
(3年後)の月末
無期限無期限
(下記条件あり)
補足説明ASのマイルは、2年間マイルの獲得・使用がないと、アカウントがロックされます。ロックを解除するにはASに電話して解除してもらう必要有。

特典航空券を発券する際の燃油・サーチャージの有無

最後は、特典航空券を発券する際の燃油・サーチャージの有無です。

ANAのANA便以外は燃油・サーチャージが不要です。昨今の原油高に加え円安のダブルパンチで燃油・サーチャージも高止まりの状況ですので、燃油・サーチャージ不要のエアラインを積極的に選んでいきたいですね。

SQANAUAAS
燃油・サーチャージ有無無し
ANA便:有
一部(下記)提携会社:無し

無し無し
補足説明SQ、UA(日本発着以外)、スカンジナビア航空、ニュージーランド航空など

比較のまとめ

これまで比較してきたポイントを以下にまとめます。

マイル有効期限の無しにおいて、UAとASが競り合い、最後は獲得マイル数の多さでASに軍配が上がることになりました。

SQANAUAAS
積算率125%125%100%200%
獲得マイル10,218マイル10,218マイル8,150マイル16,392マイル
マイル有効期限36ヶ月後
(3年後)の月末
36ヶ月後
(3年後)の月末
期限期限
燃油・サーチャージの有無無しANA便:有
一部提携会社:無し
無し無し
総合評価

アラスカ航空「Mileage Plan」にマイル積算する際の具体的な申請手続き

マイル積算の申請はメールもしくはWebページから可能

提携パートナーのフライトをアラスカ航空「Mileage Plan」に積算するには、アラスカ航空にメールで依頼する、もしくはWebページから申請が可能です。尚、空港チェックインカウンターでは登録できませんでした。

自分が申請した時点では、Webの申請ページが見つけられず、メールで依頼しました。記載した内容は、名前、チケット番号、アラスカ航空会員番号、搭乗日、便名、出発空港および到着空港の情報があれば問題ありません。

参考までに、私がメールで申請した内容および証憑類を記載しておきます。証憑の添付は忘れないようにしてください。

アラスカ航空のマイル積算をメールで依頼
Emailmileage.plan@alaskaair.com
Name
Ticket NumberSQから送付されるeTicketに記載されたの13桁の数字
Mileage Plan numberご自身のアラスカ航空会員番号
本文例Hello.
I have flown Singapore Airlines and would like to request that my mileage plan account be credited.
The flight information is as follows
Flight informationFlight 1:02/xx SQ623 from KIX to SIN / Business(D)
Flight 2:02/xx SQ938 from SIN to DPS / Business(D)
Flight 3:02/xx SQ947 from DPS to SIN / Business(D)
Flight 4:02/xx SQ620 from SIN to KIX / Business(D)
メールに添付した証憑搭乗券の写真(全区間)
eチケット(旅程が分かるもの)
本文の文章はGoogleで翻訳したモノなので適宜修正してください。

(3/14)Web申請ページを追記

アラスカ航空のアカウントにマイル積算を申請できるWebページがありましたので追記しました。

こちらのアラスカ航空のマイル積算申請ページから申請可能です。メールで依頼するより簡単ですね。

申請して反映されるまでの日数は?

自分の場合、2/26に申請メールを送信。すぐに自動の受付定型メールが届きました。提携パートナーに積算する場合は、最大8週間かかるとのこと。

マイルがアカウントに反映されたことをメールで連絡がありました。意外?にちゃんとしています。(笑)

実際どれくらいでマイルが反映されたかというと、メールを送ってから12日後に反映されました。思ったより反映が早かったですね。特に追加の確認やり取りも発生することなくスムーズでした。

アラスカ航空マイルの出口戦略〜貯めたマイルは何に使う?

せっかく貯めたマイルですから有益に活用したいものです。

今回バリ島旅行で積算された16,392マイルをどう活用できるかを考えてみましょう。

アラスカ航空パートナ特典航空券の必要マイル数

まずはアラスカ航空の特典航空券のルールを把握します。

今月、2024年3月に特典航空券発券のルール改定を実施すると公式発表しています。

https://www.alaskaair.com/content/mileage-plan/use-miles/award-charts

説明によると以下の4点が主な変更点になります。

  • プレエコの必要マイルはエコノミーのわずか30%UP
  • アラスカ航空自社便利用ではブラックアウト無し
  • 変更およびキャンセル手数料の廃止
  • ストップオーバ無料

嬉しいニュースとしては、変更およびキャンセル手数料廃止ストップオーバ無料です。変更およびキャンセル手数料の廃止はUAやDeltaなどに追随する格好ですね。

ストップオーバも昔は東南アジア→日本(ストップオーバ)→東南アジアのビジネスクラス旅程が片道扱いで、わずか25000マイルで発券できましたが、流石にやりすぎ?ということでストップオーバは暫く廃止されていました。それが今回の改定でストップオーバ復活となりました。

ところが世の中そんなに甘くはありません。特典航空券の必要マイル数もちゃっかり増加しています。

ストップオーバの場合も2区間の距離(マイル)の合計で必要マイル数が決まるルールとなり、距離が増えれば増えるほど必要マイルも増えることになります。

そして、下記が2024年3月に実施されるアジアパシフィック発の特典チャートです。距離(マイル)によって必要マイルが設定されています。

赤枠で囲った1500マイル以下の短距離は、エコノミー7500マイル、プレエコ10000マイル、ビジネス15000マイルなので狙い目だと思います。逆に1501マイル以上になると軒並み必要マイル数が増えそうです。

具体的に必要マイル数を確認するには都市間の距離(マイル)が必要になってくるため、以下に大阪と東京における、代表的な都市との距離(マイル)と必要マイルをまとめたので参考にしてください。

大阪と代表的な都市間の距離(マイル)と必要マイル数

1500マイル以下の短距離で「ソウル」「台北」が目的地として良さそうです。特にビジネスの15Kは魅力的です。

距離(マイル)  大阪との距離
  (括弧内マイル)  
必要マイル 
   (Y/PY/C/F)    
1500以下ソウル(525)
台北(1061)
7.5K/10K/15K/22.5K
1501-3000香港(1548)
バンコク(2592)
25K/32.5K/50K/75K
3001-5000シンガポール(3058)
ホノルル(4106)
30K/40K/60K90K
5001-7000LAX(5721)37.5K/50K/75K/110K
7001-1000042.5K/55K/85K/130K

東京と代表的な都市間の距離(マイル)と必要マイル数

こちらも大阪同様、1500マイル以下の短距離「ソウル」「台北」が目的地として良さそうです。特にビジネスの15Kは魅力的です。また、「ホノルル」や「バンクーバー」も検討してみる余地がありそうです。

距離(マイル)   東京との距離  
(括弧内マイル)    
必要マイル
(Y/PY/C/F)
1500以下ソウル(758)
台北(1330)
7.5K/10K/15K/22.5K
1501-3000香港(1823)
バンコク(2869)
25K/32.5K/50K/75K
3001-5000シンガポール(3312)
ホノルル(3831)
バンクーバー(4861)
30K/40K/60K90K
5001-7000LAX(5558)
LON(6214)
NYC(6739)
37.5K/50K/75K/110K
7001-10000  42.5K/55K/85K/130K

活用プラン1:大阪=台北 Yクラス往復またはCクラス片道

大阪=台北は、スターラックスのエコノミーで片道7.5K/往復15Kです。今回獲得した16Kマイルで持ち出し無しで台北旅行ができちゃいます。台湾政府のキャンペーン「Taiwan the Lucky Land」で二度目のNT$5000当選を狙いたいところ。

サブプランとして、ちょっと贅沢にビジネス片道15Kプランです。スターラックスの最新機材で優雅に食事、ドリンクを堪能できます。別途片道のチケットをBA、キャセイ、JALなどの手持ちマイルなどで確保する必要があります。

活用プラン2:大阪=香港 Yクラス片道

上記は3/10時点でアラスカ航空公式サイトで検索した結果です。大阪=香港は、新チャートによるとエコノミー片道で25K必要になるはずですが、半分の12.5Kになっています。もしかしたら現時点(3/10)では新チャートへの移行が済んでいないのかもしれません。

いずれ新チャートの適用がされるはずですので、今のうちに急ぎ発券してみるのもアリですね。

香港に行くなら、コンラッド香港の「Spring in the City」(Hkd 1200ダイニング・クレジット付きパッケージ)で宿泊して、絶品広東料理に舌鼓を打つのもアリ。

活用プラン3:大阪=バンコク Yクラス片道

こちらも3/10時点でアラスカ航空公式サイトで検索した結果です。大阪=バンコクは、新チャートによるとエコノミー片道で25K必要になるはずですが、半分の12.5Kになっています。香港トランジットでキャセイラウンジ「THE PIER」で担々麺とシャンパンを楽しむプランです。

香港同様にいずれ新チャート適用がされるはずですので、発券するなら今のうちですね。

最後に

シンガポール航空ビジネスクラスに搭乗したフライト実績をアラスカ航空「Mileage Plan」に積算、そして獲得した1.6万マイルの活用方法を検討してみました。台湾ならエコノミークラスで往復持ち出し無しで発券可能、片道でも良ければ優雅にビジネスクラスを発券することができます。

提携パートナのフライト実績をマイル積算するには、ひと手間必要ですが、その分得られるものも多いと思います。

外資系あるあるで、問答無用でマイレージプログラムの改訂が行われる前に、早めに次の旅行を計画することが肝要かと思います。

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